寒すぎてヤバイの

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雪の桜が満開になり、熟れた花弁をたわわに実らせている。

大輪の雪を手に携えた桜は厳かな雰囲気を纏わせ生命を寄り付かせない。

草木も虫も動物も、人だって皆凍てつく青森の前では身を縮こめ静かに息をひそめるしかない。厳しい冬に為す術はないのだ。



青森は四季を通して美しいと思う。春は豊かな緑と息も絶え絶えな雪の白。

夏は鮮烈な青と赤い暑さ。

秋は憂いを帯びた紅と茶。

そして冬は静かな純白。

ここは色彩に富んだ土地であるんだな、とこの地に住まう者ながら感心している。

元より日本は四季による景色の変化が顕著であるが、ここは特にそれが現れている。

あと数ヶ月でこの美しさを味わうことができなくなってしまうが、新しい生活の中でも美しさを見出せていけたら良いなぁ、と思う。残り僅かな冬を満喫していこう。

私を育てて縛ったこの地を発つ前にまた一つ、二つと感動を見つけたい。